未来を想像し、
街を創造する。
当社は2023年4月をもっておかげさまで創業76周年目を迎えることができました。
まずは、今までお世話になりました、お客様、並びに創業者をはじめとする先達、OBをはじめとする社員一同、協力会社の皆様、関係者各位の皆様に厚く御礼申し上げます。
創業者をはじめとする先達が先の大戦から帰遠し、祖国、郷土復興の為、型枠大工として岐阜県揖斐川町にて 1947年3月、創業者、内藤徳ーが内藤組を創業、そして1961年3月には内藤建設株式会社を設立し、初代社長内藤敬一 (兼内藤電機株式会社創業者)、第二代社長内藤徳一、そして高度成長時代を経て多くのお客様に御愛顧頂き、第三代社長内藤輝男、そして現在、第四代社長である私、 内藤宙が伝統ある欅を引き継いでおります。
「あなたのよかった!が聞きたい」は私の信条の一つである「自利利他円満の心」~まわりの人々の喜びが自らの喜びとなり円満に調和する~から来ております。
私は人は誰かの為に働き、“ありがとう” と言われたら嬉しいと感じることができる本能があると信じています。その根底にある自然な気持ちが我々の働く原動力であり、これからも大切にしていきたいと思います。
また、これは代々継承してきた当社の経営理念にも通じるところがあります。
「CS (カスタマーサティスファクション、お客様の満足)=CS (カンパニーサティスファクション、会社の発展) = ES (エンプロイーサティスファクション、社員の幸福)を達成し、総合コンストラクション・サービスを通じて地域杜会に貢献する。」
これからもこの経営理念を大切にし、我々の経営の指針として参りたいと思います。
また現在、日本の人口減少と高齢化は確実に進んでおり、高度成長時代のように新築の建物をどんどん建築することが、 SDGsの取り組みをはじめ、持続可能な社会から求められているものでは無いと考えます。一方、当社創業時の75年前の建物をもったお客様をはじめ、古くなった建物の診断や修繕のニーズのマーケットはどんどん広がっていくと考えます。
我々は人間の体がドクターの診断、治療を必要とするように、建物にも診断や治療が必要と考え、地域に根差した建設ドクターとして、必要とされる総合建設サービスの提供を行っていきたいと考えております。
創業100周年を目指す我々にとっては継統的な人財の採用と育成は欠かせません。
当社のお客様の建物も30年、50年、100年とアフターフォローによって持続可能なものにしていかなければなりません。それを担う我々の企業運営や人財育成も長期スパンで取り組んでいこうと考えております。
最後になりますが、改めて75年もの間、お世話になった皆様、協力会社、先達、社員一同にこころから感謝を申し上げ、創業100周年をみんなの“よかった!’’という笑顔で迎えることができる欅を作り上げ、未来の建設ドクターに渡すことを誓いつつ、挨拶に代えさせていただきます。
代表取締役社長
Hiroshi Naito-
Vision
より良い未来に向かって
日本は人口減少社会を迎えております。その中で経済成長を目指すならば、1人当たりの生産性を高めるしかありません。業界の人手不足も深刻さを極めております。
そこで生産性向上を目指し、2013年1月より環境整備活動に取り組んで参りました。その活動を基に、部門毎につくった事業計画書に沿った業務改善活動へと、展開していきます。- Mission
大切にしたい姿勢
“人”を大切にすることです。お客様という“人”を大切にすることはもちろんの事、社員、協力会社の方々の“人”をより一層大切にしていきたいと思います。生産性向上の為のシステム化を推進する一方、やはり建設業は、どこまでいってもオーダーメイドの部分が多い産業です。また地域のお客様に、真っ先に相談頂ける、建設ドクターになる為にも、人財育成には業界平均の倍以上の力を入れていきます。
またお客様の、コスト、品質、納期のご要望に応えるために、より一層努め、計画段階から知恵を絞り、お客様・設計・施工の連携を強め、お客様には建設ドクターとして適切な提案を、同時に現場には計画的で効率の良い仕事を供給できるよう、努めていきたいと考えております。- Target
力を入れる取り組み
人口減少を受けて建物が余ってくることを見越し、2005年に首都大学東京特任教授の青木先生と県内で初のリファイニング建築に取り組んだことをきっかけに、再生建築に力をいれて参りました。
そして、世界でNO,1の建設技術を学べるこの日本で、多くの国内外の若者が学べる環境づくりに寄与していきたいと考えております。高い志と新しい発想を持つ若者が、力を発揮できる環境をつくっていきたいと思います。 - Mission
About Naito Construction